友人から聞いた話や交流会などで仕入れた情報など、役に立つかどうかは別にして、とりあえずメモしておきます。
このメモはチャートを見る時にも役立ちますが、本当に力を発揮するのは一年後からです。
季節が巡るように市場も巡ります。
市場のクセをつかむには、備忘録としてまずは自分で記録しておくことから始めましょう。
デイトレードをされている人にはおなじみのチャートですが、これから始めようという人にとっては、毎日チャートとにらめっこするのは少々無理があるかもしれません。
ですが、世の中にはチャートを元にトレードする人がいる限りは、全く無関係ではいられないということです。
そこで、週に一度だけでいいのでチャートを眺めてみましょう。
上がったり下がったりしているグラフを見ながら、一週間のニュースを思い起こして照らし合わせてみます。
どのような出来事が起こった時に上昇するのか、下降するのか、ただそれだけです。
値動きを予測して、ヤマを張るためにチャートを見るのではありません。
すでに投資を始めている人なら、まず、その商品で出ている利益、損益を確認することです。
その上で、どれだけの追加投資が可能か計算しておきます。
追加投資の可能額とは、銀行からすぐにでも引き出して投資に回せるお金のことです。
まだ始めていない人は、いったいいくらを投資に回せるか検討しましょう。
投資にはリスクが伴いますから、どれくらいの額までなら失っても平気でいられるかという観点からリスクを見極め、自分に合った投資商品、投資額を決めるのが望ましいと思います。
リスクというのは、さまざまな手法で回避したりコントロールしたりできますので、手持ちの資産を数える時というのは、投資スタイルを見直すいい機会でもあります。
『Nビジネス』や『東洋経済』などの、経済週刊誌は、世の中の動きを考える時のいい教材になります。
私たちは日本という国のカレンダーで生活をしていますが、市場というのは世界が相手です。
つまり、日本のカレンダーを基準に市場が動いているわけではないのです。
よく考えてみれば当たり前のことですが、意外と気付かないものです。
こういった雑誌は、まず最初の数ページは特集が組まれています。
その時々に合ったテーマを扱っている場合が多いので、興味深い内容であれば読んでいただいても結構ですが、本当に注目すべき部分は連載ページです。
忙しい皆さんにとって、頭の特集から最後まで目を通してくださいというのは少し難しいでしょう。
三日坊主で終わらないためにも、あえて特集ページは眺めるだけにしましょう。
多くの雑誌は定期購読ができますが、経済週刊誌についても同じです。
皿か月分の支払いで一ヵ月分オマケがつくとか、店頭発売日よりも早く届くとか、特典もありますので、ぜひ一冊、購読してみることをオススメします。
例えば、韓国や中国では旧正月が日本の正月にあたりますが、この時期は市場は動かなくなります。
これと同じように、海外には日本と異なる祝日や休日があるので、注意する必要があります。
世界が動いていて日本が休みという逆の場合、世界でどのような動きがあろうが取引ができないわけですから、損をするにしる得をするにしろ、何もできないで見ているだけになってしまいます。
そのような事態に陥らないためにも、あらかじめ主要国のカレンダーをチェックしておいて、事前に何らかの手が打てる態勢だけは整えておくべきです。
マネーセンスを磨いたら、次は具体的に行動してみましょう。
ここでは、お金を増やす9つの扉を紹介します。
お金に働かせるためには何をすればいいのか?稼ぐ男になるためのエッセンスが詰まっていますので、ぜひ実践してください。
稼ぐ男になるために、なぜ国際投資が必要か?もうお分かりでしょうが、おさらいしておきましょう。
日本は、ファイナンシャルリテラシーも低く政策金利も低いことに加えて、世界基準から外れている、いわば金融鎖国と言えます。
例えば、外国人旅行者は、日本の銀行なりATMで、国際キャッシュカードを使っての引き出しができないのです。
郵便局は国の機関だったので、いちはやくグローバル化に対応しましたが、銀行はいまだに対応していません。
結局、日本の銀行は日本人対象のサービスしか考えていませんから、日本国内における外国人への対応まで考える必要がなかったのです。
しかし、そうもいっていられない時代ですから、銀行としても対応させたいと思っているのでしょうが、システムやATM機を対応させるためにはまず莫大な資金が必要ですし、それなりの準備期間も必要ですので、なかなか対応できないのが現状だと思います。
高度成長期、今までの日本というのは、製造業においても第3次産業にしても、右肩上がりでした。
日本のものづくりは、メイド・オブ・ジャパンと賞賛されるほどの技術力を持っていましたし、ITに関しても先端技術を持ち、海外の注目を浴びる存在でした。
半導体など、機器本体の内蔵機器の分野では、今でも高い評価を得ています。
しかし一方、ITにおいても携帯電話での国際通話など、基本的なインフラに関するグローバル化の遅れが露呈しています。
今では海外から注目されることも少なくなり、メイド・オブ・ジャパンの世界的地位は低下し、優秀な人材や技術は海外へ流出してしまうという結果になっています。
失業率もアメリカに次ぐ高さで、格差は広がるばかり。
そのような状況ですから、日本に生まれた限りは日本に一生いなければいけないわけでもなく、日本の制度に縛られる必要もないわけです。
グローバル化という言葉は言い古されていますが、今こそ日本の枠外で考える、自分がグローバル化するという心意気を持つべきです。
では具体的な行動として、海外の銀行のカードを持つことは、ファイナンシャルリテラシーを向上させるための第一歩とも言えます。
海外口座は簡単につくることができます。
英語など現地の言葉で手続きをすることになりますが、日本語でも可能なところもありますし、現地に行く必要がある銀行もあれば、オンラインや郵送などの対応で可能な場合もあります。
外国語に不自由な人も諦めないでください。
自分でできないなら専門家に依頼してもいいですし、参考本もありますから。
海外に居住地がなくても日本の住所でつくることができます。
つくり方にまつわる情報は溢れていますからいくらでも参考にできます。
ただ知らないだけで、とんでもなく難しいことと思い込んでらっしやる人がほとんどではないでしょうか。
さらに、複数の銀行口座を持つことも重要なことです。
通貨分散については159ページで説明しますが、一通貨につき一銀行、つまり、円・ドル・ユーロの3つに通貨分散するならば、3つの銀行が必要ですね。
円建ての口座と、ドル建ての口座と、ユーロ建ての口座を世界に持っておくことをお勧めします。
その3つの銀行をどのように選ぶかは、格付けを基準にしてもいいですし、自分の目的に合ったサービスを提供している銀行を選べばいいと思います。
円・ドル・ユーロ以外にもう一つといえば、元です。
通貨価値が安いことや、不安定さは否めませんので、余裕があるならというくらいです。
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